プラモデル通信販売「プラネット」

BNR32型GT-Rは、日本がバブル景気の絶頂だった1989年8月に、「超感覚スカイライン」として先行デビューしていたR32スカイラインの追加モデルとして登場しました。ケンメリGT-R以来、16年にわたり途絶えていた“スカイラインGT-R”の血統が帰って来たのです。BNR32は当時国内ツーリングカーレースの最高峰であったグループAレース「JTC 全日本ツーリングカー選手権」で勝つために生まれ、専用設計の強心臓RB26DETTは、グループAレギュレーションに則ってその排気量を決めています。そんなBNR32 スカイラインGT-Rは、出場したJTC 全日本ツーリングカー選手権において全レース完全勝利し、伝説の29連勝を成し遂げました。BNR32登場以降、レースはGT-Rワンメイク状態となり、ストリートからサーキットまで、BNR32は全てのステージにおいて王者となり、それまでの自動車史を塗り替える歴史的名車として君臨したのです。