ドイツ軍の空挺グライダーの活躍を見た英軍は今後の反抗作戦などに必要として
エアスピード社に対して開発を依頼しました。1941年に初飛行した機体は木製モノコック
帆布張り胴体に木製主翼と出来るだけ戦略物資の使わない構造でイギリス国内の木工
企業を動員して速やかに量産ができました。着陸装置は固定式で離陸には使えましたが
着陸はほぼ不時着に近い状態となりました。大形貨物の積み下ろしは胴体後部を分離
して行いました。シシリー島やノルマンディー戦、マーケットガーデン戦など連合軍の
空挺作戦では主力として活躍しました。