プラモデル通信販売「プラネット」

プラスチックモデルキット
CODE:0089195866097

【実車について】

第二次世界大戦でドイツ軍は戦車の車体に固定式の戦闘室を設け、そこに主砲を搭載した駆逐戦車を開発、装備しました。
同じ車体であれば旋回砲塔を持つ戦車よりも大型の主砲を搭載可能でさらに構造が簡単で製造がしやすいという特徴を持っていました。
ヤークトパンターはドイツの傑作戦車として知られるパンサー戦車の車体を利用し、パンター戦車の75mm砲よりも強力な88mm砲を固定式戦闘室に装備。
前面装甲の傾斜を大きくとった被弾経始に優れたスタイルとともに傑作車両のひとつと言われています。
1944年1月から量産が開始され、1945年4月までに415両が生産されました。
生産途中で様々な改良が加えられていますがエンジンデッキのレイアウトをパンターG型に変更、それに伴って戦闘室後部の傾斜角が変更されたタイプがG2型です。
実戦では大戦後期、連合国軍の戦車部隊を相手にその88mm砲の威力を発揮。燃料や部品の不足に悩まされながらも奮戦を続けたのです。

【キットについて】

エンジンデッキや戦闘室の形状はもちろん新規開発パーツでモデル化。
モディファイされたエンジンデッキのデザインやさらに、外側にボルト止めされたシンプルで大型化された防盾など、G2型の特徴を正確に再現しました。
また、車体下部はスライド金型技術を駆使して一体成型。組み立てやすさも魅力です。溶接跡やボルトなどの細部のディテールも詳細に表現。
装甲板などのリアルな再現とともに質感も伝わる仕上がりをお楽しみいただけます。
同じスケールでG1タイプも揃っていますからその違いを作り較べてみるのも興味深いでしょう。
また、ベースとなったパンター戦車もモデル化されていますから、作り揃えて見れば駆逐戦車の特徴もいっそう理解しやすいに違いありません。
ラインアップのコレクションはもちろん、大戦後期の情景の主役としても欠かせない1台です。