プラモデル通信販売「プラネット」

ソビエトT-44中戦車は、1943年〜1944年に生産された。WWIIでは実戦配備されることなく訓練用として使用され、軍の機密情報が開示されるまで、軍のパレードや写真で公にされることはなかった。実戦での能力や技術面においてもT-34戦車を上回る戦車として開発され、高い機動力とT-34と同レベルのスピード性能を持たせている。また、厚い重層防御された車体になっているが、本体内部パーツの軽量化を図っている。T-34の多くのパーツを流用している一方で、新しい車体、改造したディーゼルエンジン、サスペンション、トランスミッションを装備している。1961年以降、T-44からT-44Mへと近代化され、ソビエト軍に1980年まで使用された。