プラスチックモデルキット
CODE:0089195867940
【実車について】
機動力を生かした電撃戦で第二次世界大戦初期の戦いを圧倒したドイツ軍は数多くのハーフトラックを開発、装備しました。
その中でも88mm砲を牽引する車両として知られたのがSd.Kfz.7 8トンハーフトラックです。
前輪はタイヤを装備し、リヤタイヤの代わりに履帯を採用して不整地での走行性を高めたハーフトラックはさまざまなサイズが開発され、装備されました。
牽引力8トンを有したのが8トンハーフトラックで、クラウス・マッファイ社により1934年に開発開始。1938年から量産が始まり1945年までに約12000両が生産されました。
基本的な牽引車両としてだけでなく、その走破性能などの能力を生かして、対空砲を搭載した自走砲車両をはじめ、数々の派生型も誕生。第二次大戦のドイツ軍に欠かせない車両となったのです。
さまざまな改良が加えられながら生産が続けられましたが1943年にはエンジンをマイバッハHL64に換装するなど、性能の向上と生産性をアップが図られました。
【モデルについて】
ドイツSd.Kfz.7 8トンハーフトラックの1943年生産型を再現。初期生産型、極初期生産型との違いも、細部まできっちりとモデル化しています。
サイドライトや方向指示器などが省略された車体の両サイドパネルはその細かな違いを再現すべく、新規パーツをセット。また、初期型と較べて短くなっているリアプレート、さらにフェンダーも1943年型の形状を再現した新規パーツです。
車体後部の詳細も初期型との違いを確認しながら組み立てていただけることでしょう。
そして、右側のステップにはエンジンの冷却水をあらかじめ温めておくためのプレヒーター装置を新規パーツで再現しています。
もちろん、そのほか、シャシーフレームからサスペンション、エンジンや駆動系など、完成後は隠れてしまう細かなメカニズムも確実にモデル化されています。
細部に至るまでの再現は作り込みや大戦後期の情景製作の楽しみも大きく広げます。
88mm砲やs.FH.18・15cm砲との組み合わせにも最適なキットです
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