プラスチックモデルキット
大戦後期、ドイツ軍はIV号戦車の車台に強力な長砲身の70口径7.5cm対戦車砲を搭載した駆逐戦車を生み出しました。全高2mにも満たない低い車体はを待ち伏せ攻撃には最適であり、その姿は"グーデリアンのあひる"、または"ラング"と呼ばれました。
その性能は東西両戦線で遺憾なく発揮され、多くの連合国軍車両を撃破したのです。
今回サイバーホビーがモデル化したのは、1944年8月に生産された初期生産タイプ。
この時期はまだツィメリットコーティングが制式化されている時期ですが(翌9月に廃止)、サイバーホビーは車体上面やフェンダーなど主要部品にリアルなツィメリットコーティングを施したパーツを新金型で用意、モデラーの負担を極力軽減しました。
また、その他のパーツはあのロングヒット作 IV号駆逐戦車 L/70(V) "ラング"(CH6397)と同フォーマットのパーツを使用し、高い再現度と組立てやすさを実現しています。
また初期生産タイプ仕様として、車台は上部転輪が片側4個、転輪がゴム縁のタイプにし、後部のマフラーも横置きにするなど、しっかりとした考証に基づきモデル化されています。
履帯はディテール再現度と組立てやすさを兼ね備えたマジックトラックが付属。
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