戦後、ミサイル技術が大きく発展していく中、ソ連でも多くのミサイル
が開発されました。対戦車用としてのミサイルは1950年代から研究が
されてきましたがフランスのSS-10ミサイルの技術情報を入手、そして
1960年に3M6シュメルとして採用されました。3M6はそのサイズから
多くが車両搭載用として配備されました。BRDM-1に搭載された2P27
そして非装甲型としてGAZ-69に搭載されたのが2P26です。2P26では
荷台後部に移動状態では垂直に4連装ランチャーが立てられ幌で覆
われていました。発射状態では幌が下ろされ後ろ向きにランチャーが
向けられ発射されました。第一世代の対戦車ミサイルとして小型の
9M14マリュートカ(サガー)と共に広く使われました。
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